浄化槽維持管理

浄化槽の維持管理の必要性

汚水がきれいになるには

汚水がきれいになる秘密は、たくさんの種類のバクテリアや原生動物などの微生物にあります。
浄化槽の中ではそれぞれの微生物が台所やトイレからの汚濁物質を食べて分解し、汚水を浄化します。
そのあと浄化された水だけ放流し、処理しきれなかった汚物の残りや微生物の死骸はそのまま浄化槽の中に残存します。

微生物には、空気を好み汚れを食べるスピードが早い好気性のものと、空気を好まず汚れを食べるスピードが遅い嫌気性のものの2種類があります。
浄化槽からきれいな水を出すためには、これらの微生物が力一杯働けるよう条件を整えてやらなければなりません。

浄化槽の構造や処理性能は建築基準法で定められており、正しく使用し適正な維持管理(法定検査・保守点検・清掃)を行えば、本来の機能を十分に発揮することができます。
逆に、浄化槽は微生物の働きを利用して汚水をきれいにするため、適正な維持管理を怠ると浄化槽の機能が低下し、汚物の流出、悪臭などが発生して水質汚濁の原因になります。

浄化槽は、何を流してもきれいな水が出てくる魔法の壺ではありません。

維持管理
合併処理浄化槽

保守点検では、浄化槽のいろいろな装置の稼動状況を調べ、その調整・修理・汚泥の状況を確認し、放流水質の簡易検査、消毒剤の補充、清掃時期の判定といったことなどを行います。

合併処理浄化槽

合併処理浄化槽の点検回数については、浄化槽法施行規則で次のように定められています。

処理方式 種類 回数
分離接触ばっ気方式
嫌気ろ床接触ばっ気方式
脱窒ろ床接触ばっ気方式
処理対象人数が20人以下 4ヶ月に1回以上
処理対象人数が21人以上50人以下 3ヶ月に1回以上
活性汚泥方式 処理対象人数の制限は有りません。 1週間に1回以上
回転板接触方式
接触ばっ気方式
散水ろ床方式
1.砂ろ過装置、活性炭吸着装置または凝集槽を有するもの 1週間に1回以上
2.スクリーン及び流量調整槽を有するもの(1に掲げるものを除く)  2週間に1回以上
1及び2以外のもの 3ヶ月に1回以上

みなし浄化槽

既存の単独処理浄化槽は、浄化槽法により「みなし浄化槽」とされており、従来どおりの法定検査、保守点検、清掃の維持管理が行う必要があります。なお、みなし浄化槽の保守点検回数については、次のように定められています。

処理方式 種類 回数
全ばっ気方式 処理対象人数が20人以下 3ヶ月に1回以上
処理対象人数が21人以上300人以下 2ヶ月に1回以上
処理対象人数が301人以上 1ヶ月に1回以上
分離接触ばっ気方式
分離ばっ気方式
単純ばっ気方式
処理対象人数が20人以下 4ヶ月に1回以上
処理対象人数が21人以上300人以下 3ヶ月に1回以上
処理対象人数が301人以上 2ヶ月に1回以上
散水ろ床方式
平面酸化床方式
地下ろ過方式
処理対象人数の制限は有りません。 6ヶ月に1回以上
浄化槽の清掃とは

清掃の義務

浄化槽に流れ込んだ汚水は、沈殿や浮上といった物理的作用と微生物の働きによる生物作用によって浄化され、この過程で必ず汚泥などが発生します。
この汚泥を浄化槽から引き抜き、付属装置などを洗浄したり、掃除することを清掃といいます。
この清掃を怠ると浄化槽の機能の低下や汚物の流出、悪臭の原因になります。
なお、清掃は年1回以上(全ばっ気式の浄化槽は6ヵ月に1回以上)の実施が義務づけられています。

浄化槽の清掃

対応エリア

江南市・大口町・扶桑町を中心とした愛知県全域

江南市・大口町・扶桑町

江南市

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